真言宗や浄土宗の折五条用 房紐です。
折五条と併せて、または、単品でもご購入できます。
袈裟本体との色合わせに悩まれたときなど、お気軽にご相談ください。
20色展開
他にはない色数をご用意。ご希望の色をじっくりとお選びください。
明るめ5色
①3色入混:青柳(あおやぎ)/鉛丹(えんたん)/月白(げっぱく)
青柳とは、青みを増した黄緑色。鉛丹とは、やや赤みのある鮮やかな橙色。最古の顔料の一つでもあり、神社仏閣の下塗りにも使われました。月白とは、薄く青みがかった白色。月の光で明るく白んだ空のイメージです。
②萌黄(もえぎ)
春先の若葉のような冴えた黄緑色。古来、若さを象徴する色でもあり、若者に人気でした。
③真紅(しんく)
紅花により染められた深みのある紅色。昔はとても高価だったので、禁色(きんじき)とされました。
④赤橙(あかだいだい)
やや赤みの濃い、熟した柿のような橙色。
⑤紅柄(べんがら)
濃い赤みの褐色。「べんがら」は、インドのベンガル地方で産出したことに由来します 。
合いの4色
⑥黄土(おうど)
赤みがかった黄色。人類最古の顔料の一つです。
⑦金茶(きんちゃ)
金色がかった明るい茶色江戸時代に流行し、明治時代にかけても人気でした。
⑧白橡(しろつるばみ)
橡(つるばみ)で染めた白茶色に近い色。橡とはドングリの古名です。
⑨焦茶(こげちゃ)
黒みがかった茶色。江戸時代、着物に使う色が制約されるなかで生まれた100種類以上の「四十八茶 百鼠(しじゅうはっちゃ ひゃくねずみ)」に合う色として生まれました。
濃いめ6色
⑩青紫(あおむらさき)
青みを帯びた鮮やかな紫色。色の幅は広く、紅みの濃い紫から青みの強い紫までさまざまです。
⑪小紫(こむらさき)
渋めの濃い紫色。元来「濃紫」でしたが、「コムラサキの実」の色に似てるいることから、「小紫」と書かれるようになりました。
⑫花紺青(はなこんじょう)
紫色を帯びた暗い青色。人類最古のコバルト顔料「スマルト」の和名です。
⑬仙斎茶(せんさいちゃ)
緑みの渋い茶色。江戸に流行し、女性の羽織によく染められました。
⑭鈍色(にびいろ)
無彩色系の鈍い鼠色。古来、近親者に不幸があったときの喪服の色でした。
⑮檳榔子黒(びんろうじぐろ)
青みを含んだ気品のある黒色。紋付においても最高級の黒染色で、藍を下染めにすることから「藍下黒(あいしたぐろ)」とも呼ばれました。
薄め4色+1
⑯灰汁(あく)
黄みがかった灰色。 藁(わら)燃やしてできた灰に湯を注いだ上澄みの色です。洗剤としても使われていました。
⑰利休白茶(りきゅうしらちゃ)
薄灰に近い黄褐色。千利休を彷彿とさせる上品で穏やかな白茶色です。
⑱桜(さくら)
赤みがかった淡い紅色。古今和歌集でも使われ、平安時代に広まりました。
⑲亜麻(あま)
麻を紡いだような薄茶色。作曲家ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」でも有名です。
⑳白茶×箔(はく)
薄く明るい白茶をベースに、金色の箔を入れ混ぜています。スッキリ爽やかな中にもキラッと上品な金色が光ります。
対応宗派
真言宗・浄土宗中心に、他宗派も対応可。
その他ご不明点などございましたら、何なりとご相談くださいませ。合掌