三十六人家集とは
36人の歌人が詠んだ歌を集めたものです。その36人を選んだのは、平安時代の藤原公任(きんとう)。公任は公卿(くぎょう:公家のなかでもお偉いさん)であり歌人でもありました。
本願寺本三十六人集とは
その後つくられた手書き写本のなかで「本願寺本三十六人集」は、ほぼ完全な形で残っている国宝です。その家集に使われた紙には、様々な美術的技法が駆使され、花や鳥の下絵が金銀で描かれています。
直七のエッセンスを加えました
そのような格式高い三十六人家集をイメージした直七オリジナル柄。美術的技法である「重ね継」の雰囲気に加え「花や鳥」の下絵も再現しています。色合いも一歩引いた淡い色合いを使用。老若男女・TPO幅広くご使用いただけます。
色柄
京藤(きょうふじ) 色とは
明るく高貴な印象の藤色。やや紅(べに)がかった「京藤」は、品のよい優雅さを表します。
中紅花(なかくれない)色とは
明るい薄みの紅色。派手すぎないやさしいピンク色で、明るく柔らかな印象を与えます。
薄柳(うすやなぎ)色とは
春の日差しを受けた柳の若葉のような淡い黄緑色。難易度の高い緑系も、淡めの色合いで着けやすくなります。
朱紺色とは
朱色:やや黄みがかった鮮やか赤色。縄文時代からある古い色のひとつで、土器や土偶にも使われていました。
紺色:やや赤みがかった濃い青色。昔は「深縹(こきはなだ)」といい、英語では「ネイビーブルー」といいます。もともとは中国の染色名でした。
錆御納戸(さびおなんど)色とは
くすんだ深い緑がかった青色。「御納戸(おなんど)」より彩度の低い灰色がかった色をいいます。
露草(つゆくさ)色とは
早朝に咲く露草にちなんだ明るい薄青色。珍しく、かつ、派手すぎない絶妙の塩梅で、末永くご使用いただけます。
鉛丹(えんたん)色とは
やや赤みのある鮮やかな橙色。最古の顔料の一つでもあり、神社仏閣の下塗りにも使われました。
承和(そが)色とは
平安時代の承和(じょうわ)年間、菊の色あいを愛した仁明(じんみょう)天皇にちなみ名づけられました。淡い黄色でスッキリ爽やかな印象を与えます。
五条袈裟 半袈裟
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浄土真宗各派、浄土/真言/天台宗にも本数により対応可。
その他ご不明点などございましたら、何なりとご相談くださいませ。合掌