小倉織 × 直七法衣店
「明色/濃色」それぞれ約10種類ずつございます。
新柄や廃盤による入れ替わりがありますので、ご注意ください。
直七おすすめポイント
- 良質の綿による正絹のような光沢と質感
- 細番手の糸3-4本を撚るので、薄く丈夫
- 年中オシャレに着回せる約20種類の色柄
各宗派お袈裟や小物にも
各宗派の御袈裟や檀家さん用の半袈裟や式章、袋物など各種小物にもお仕立てできます。ご相談ください。
明色 一覧
①異風 Exotic Red #77(生地在庫限り)
茜色をベースに「松葉・赤・鬱金」を差し色とした配色。法衣袈裟業界で数少ない赤系は、黒い法衣の上で映え、明るい印象を与えます。
②藍凛 Noble Indigo #102(生地僅少|要問い合わせ)
明るくポップな配色の藍凛。差し色の白・黒が、ベースの群青・山吹をより引き立たせます。
③檸檬 Lemon #103(生地僅少|要問い合わせ)
爽やかな印象を与える檸檬のグラデーション。シンプルな配色でありながらも、黒の法衣とのコントラストで、その存在感は抜群です。
④灰漸 Gray Gradation #101
灰色のみで構成されたグラデーションはシンプルながらも、明るく、かつ、落ち着きのある印象を与えます。
⑤惑 Encounter #94
一見異質にも見える配色ですが、絶妙に考え抜かれた「引き算」の賜物。深い小紫と白茶の粋な配色をぜひお試しください。
⑥蒼蒼 Sea Blue and Evergreen #095(生地僅少|要問い合わせ)
山や海、自然の豊かさを表現しました。彩度の高い配色により、明るく元気な印象を与えます。
⑦ロンドベージュ Rondo Beige #110
ベージュの地色に「灰色から黒色」の濃淡が繰り返されるシックな配色。末永くご使用いただける飽きのこないデザインです。
⑧翠鼓 Jade Drum #104(生地僅少|要問い合わせ)
穏やかな草原を思わせる緑の配色は、優しい温和な印象を与えます。
⑨藤紫 Wistaria #112(生地在庫限り)
高貴な藤色と清楚な白のグラデーションは、凛とした印象を与えます。
⑩藍彩 Monochrome Indigo #80(生地僅少|要問い合わせ)
海と空をイメージした涼しげな印象を与えます。夏場を中心にオススメの配色です。
⑪深緋 Noble Flame #092(生地在庫限り)
深い緋色をベースに、差し色として亜麻色を使用。真赤から一歩抑えた赤みの配色です。
⑫無彩 Monochrome #8(生地僅少|要問い合わせ)
白黒のコントラストが特徴の配色。両極端メリハリの効いた「白」と「黒」は、それぞれの良さを引き立たせています。
⑬藍漸 Indigo Gradation #089
藍色のグラデーションは、葛飾北斎「富嶽三十六景」にも好んで使われた配色。すがすがしくキリッとした印象を与えます。
⑭香桜 Scent of Cherry Blossoms #024(生地在庫限り)
小倉織のなかでは珍しい桃色を基調とした配色。トーンを抑えた桃色と落ち着いたグレーの組み合わせは「大人の可愛さ」を演出します。
小倉織とは
江戸時代初期から、豊前小倉藩(現在の福岡県北九州市)で、袴や帯などに使われた織物です。
多用した経糸が色のリズムを生む、立体感あふれる「たて縞」が特長です。徳川家康も愛用したと言われ、丈夫でしなやかな質感の木綿布は、日本全国で珍重されていました。
戦時下の昭和初期に一旦その技術は途絶えましたが、染織家「築城則子」氏が偶然に出会った小さな布の断片から、2年近くの試行錯誤を繰り返し、1984年に復元・再生。北九州の伝統技術を蘇らせました。