アヒンサーシルク(Ahimsa Silk)とは「不殺生の絹」。ヒンディー語「不殺生」を意味する「アヒンサー」という単語からきています。ほかにも「ピースシルク(Peace Silk)」や「ベジタリアンシルク(Vegetarian Silk)」ともいわれます。
通常のシルク、つまり絹は、蚕(かいこ)の繭(まゆ)から糸を紡(つむ)いで作られます。その際、蚕は繭に入ったまま茹で殺されます。それに対しアヒンサーシルクは、蚕を殺さず、抜け殻の繭を紡いて作られるため「不殺生の絹」といわれます。
アヒンサーシルクは、通常のシルクのように、一続きの繊維で巻き取ることができません。成長した蚕が繭を破り、出てくるからです。よって断面が細切れで、光の屈折が多いため、生地表面の光沢は失われますが、その繊維はとても柔らかく、ふんわりした肌触りになります。
アヒンサーシルクは、取れる糸の量も、通常のシルクの5-6分の1ともいわれます。よって効率よく取る方法としては、通常の「蚕を茹でる」という結論に至ります。手間と時間のかかるアヒンサーシルク。その「不殺生」という思いに共感いただいた皆さまにぜひ、手に取っていただきたいお袈裟です。
「アヒンサーシルク」と「直七法衣店」とのコラボにより、
仏教的価値観と法衣が融合したお袈裟となりました。
仕立ての技術知識を強みとする直七法衣店により、
一つ一つ手作りで仕立てられています。
紋型および紋色を 決済時の備考欄 にてご指定ください。
納期、+4日ほど頂戴する場合がございます。
仕様:畳輪袈裟 合用(通年使用可)
柄 :アヒンサーシルク 縞 ahimsa stripe
色 :黒/青 black/blue
(色柄ちがい一覧はこちら)
表地:アヒンサーシルク
中地:生絹(薄い絹)
裏地:アヒンサーシルク
浄土真宗各派、浄土/真言/天台宗ほか、
袋物やカバーなどの小物 にも対応検討いたします。
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