正絹100%の白帯は、適度なハリとコシで締めやすく、型崩れも起きにくいことが特徴です。見た目にも、正絹ならではの光沢や手触りがあります。
その正絹白帯のなかでも、こちらの博多織はお求め安いお値段です。今までマジックベルトを使用されていた方にも、はじめの一本としてオススメです。
たくさんの細い経(たて)糸と、太い緯(よこ)糸で織られているので、強くしっかりしています。また正絹の通気性の良さから、通年ご使用いただけます。
夏用には紗(しゃ)織もございますが、在庫僅少ですので、ご希望の際は、事前お問い合わせくださいませ。
「本場筑前博多織」とは、博多織の商標名(登録第5412035号)です。博多織の歴史は、鎌倉時代、満田彌三右衛門・圓爾辯圓・謝太郎國明の三人が、博多の港から中国へ出発したことから始まりました。
2018年には、伝来777周年を迎え、今後さらに注目される日本の伝統的工芸品です。
1600年頃、筑前の黒田長政は「博多織」を幕府への献上品としており、幕府への忠誠を示し、神仏の御加護と家内安全/繁盛を願った縁起物とされました。
また、その模様である「独鈷」や「華皿」は、それ以降「献上」と呼ばれました。
・独鈷:煩悩を打ち砕くとされる仏具
・華皿:華葩(花びらを模したもの)を入れる皿
この2柄を2種類の縞柄によって挟んだ柄になっています。
・両子持縞(りょうこもちじま)/ 孝行縞:
親(1本の太い線)を子供たち(4本の細い線)が囲うような柄
・中子持縞(なかこもちじま)/ 親子縞:
二人の子供(2本の細い線)を両親(2本の太い線)が囲うような柄
在庫切れの場合もございます。
お急ぎの際は、ご使用日等お伝えください。
ご希望やご不明点は下記「ご相談はこちら」より、
直七法衣店四代目 川勝顕悟までご相談ください。
合掌