Mission|職人の手仕事を、100年先へ伝え継ぐ。

創業から100年以上。京都・西洞院七条で法衣袈裟を作り続けてきた直七法衣店が、いま最も大切にしていることがあります。それは、仕立て師の手仕事を絶やさないこと。

一つ一つの法衣袈裟が仕立てられていくたび、この技術の深さを感じます。そして同時に、その価値が正しく伝わっていないことへのもどかしさも感じます。

仕立て師が、誇りを持って働き続けられること。職人の手仕事が、次の世代へ確かに繋がっていくこと。私たちが目指しているのは、そのような世界です。

100年後、直七法衣店が残っているかは分かりません。けれど、この手仕事が次世代へ受け継がれていたなら、私たち直七は、この時代にこの仕事をした意味を感じられると思っています。

Vision|仕立て師の手仕事が、僧侶の心に届く世界。

法衣袈裟が、どのように生まれるかを知っていますか。

どんな職人が、どんな技術で、どれだけの月日をかけて、仕立てているか——その過程を知る機会がないまま、法衣袈裟を手にしている方も多いかもしれません。作る過程が見えないから、値段だけが判断の基準になってしまう。

仕立て師の技術が、一つ一つの法衣袈裟に宿っていることを、みなさんに届けたい。「こんな技術で仕立てられていたのか」という発見が、僧侶の心に届いたとき——私たち直七は、その瞬間のために、法衣店をしています。

Values|直七、3つの約束

① 職人あっての、直七。

仕立て師がいなければ、直七に何も生まれない。

技術を持つ人が、誇りを持って働けること、その仕事が正しく評価されること——それが先にあって、初めて良い法衣袈裟が生まれる。今も昔もこれからも、職人あっての直七です。

② 法衣袈裟を、使い捨てにしない。

仕立て師が心をこめて仕立てた法衣袈裟は、消耗品ではありません。

「また買えばいい」ではなく、「ずっと使い続けたい」と思っていただける法衣袈裟を仕立てること。正しく手入れされ、長く大切にされてこそ、その価値は生きる。私たちは、法衣袈裟が一生ものとして大切にされる文化を、守り続けていきます。

③ 前例を、問い直す。

職人の業界にも、お寺の業界にも、長い年月をかけて積み重なってきた慣習があります。その多くは尊いものです。でも中には、誰もがおかしいと感じながら、変えられないものもあります。

直七は、業界を半歩ずつでもよりよくしていきたい、挑戦し続ける法衣店であり続けます。アンテナを張り、本質を深く考え、なにより行動する。業界の当たり前を問い直し続けることが、100年先の法衣袈裟につながると信じています。