◾️ 二河白道とは
「二河」とは、南の火の河(怒り)と北の水の河(むさぼる心)、「白道」とは、その二河の間に伸びる、15cm幅ほど細く白い道(浄土に行くことを願う清浄な心)を表します。
◾️ この世と浄土
東岸は「この世」娑婆世界、西岸は「浄土」阿弥陀仏の極楽世界を表します。
◾️ 釈迦と阿弥陀仏
東岸では釈迦が「心を定め、白道を行きなさい」を勧め、西岸では阿弥陀仏が「一心に念じ、浄土へ来なさい」と迎えています。
◾️ 追う盗賊や猛獣
東岸(この世)には、で盗賊や猛獣などが私たちを追いかけて、引き止めようと言います。「戻ってきなさい。その白道は危険で悪しき道だから渡りきれはしない。我われに悪しき心などはないのだ」と。これら盗賊や猛獣は「仏道修行の妨げになるもの」を表します。
◾️ 阿弥陀仏の来迎図
この二河白道は、今まさに往生する人を阿弥陀仏が迎える「来迎図」といえます。「煩悩にまみれた私たちでも、一心に念じれば悟りの彼岸に至ることができる」と、善導大師の「観無量寿経」で説かれています。
◾️ 色について
・瑠璃紺(るりこん):艶のある深い紫みの紺色。 仏教用語「紺瑠璃」は、仏の髪や仏国土の色とされます。あらかじめ紺に染めたものを蒸気で蒸し、やや明るく染めたもので、江戸時代に小袖の色として流行しました。
・蘇芳(すおう):黒みを帯びた赤色。染料となる植物の名前で、インド、マレー半島が原産地のマメ科スオウの樹皮から色をだします。今昔物語では凝固しかけた血液の表現にも使われたり、平安貴族に愛用され高貴な色だったが、後世には一般化し、紫の代用としても使われました。
◾️ 丁寧な仕立て
仕立ての技術知識を強みとする直七法衣店により、
一つ一つ手作りで仕立てられています。
◾️ 納期について
在庫切れの場合もございます。
お急ぎの際は、ご使用日等お伝えくださいませ。
◾️ 箱/熨斗について
エコの観点から、直七法衣店では簡易包装に努めております。
箱や熨斗ご入用の場合は、ご負担おかけし恐縮ですが、 ご注文時「+ オリジナル箱入」を併せてカートに および 熨斗ご希望あらば「備考」に記載 をお願いいたします。
◾️ 対応宗派および他小物など
浄土真宗各派、浄土/真言/天台宗ほか、
袋物やカバーなどの小物にも、数により
対応検討いたします。ご相談くださいませ。
◾️ なんなりとご相談くださいませ
ご希望やご不明点は下記「ご相談はこちら」より、
直七法衣店四代目 川勝顕悟までご相談くださいませ。
合掌
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