房紐 折五条用 全18色 |真言宗 浄土宗ほか

¥4,400

真言宗や浄土宗の折五条用 房紐です。

折五条と併せて、または、単品でもご購入できます。袈裟本体との色合わせに悩まれたときなど、お気軽にご相談ください。

明るめ5色

①3色入混:青柳(あおやぎ)/鉛丹(えんたん)/月白(げっぱく)

青柳とは、青みを増した黄緑色。

鉛丹とは、やや赤みのある鮮やかな橙色。最古の顔料の一つでもあり、神社仏閣の下塗りにも使われました。

月白とは、薄く青みがかった白色。月の光で明るく白んだ空のイメージです。

②萌黄(もえぎ)

春先の若葉のような冴えた黄緑色。古来、若さを象徴する色でもあり、若者に人気でした。

③真紅(しんく)

紅花により染められた深みのある紅色。昔はとても高価だったので、禁色(きんじき)とされました。

④赤橙(あかだいだい)

やや赤みの濃い、熟した柿のような橙色。

⑤桃(もも)

日本で古くから親しまれている、紅花で淡く染めた色。柔らかく穏やかな印象を与え、優しさや愛らしさを表現します。

合いの5色

⑥黄土(おうど)

赤みがかった黄色。人類最古の顔料の一つです。

⑦金茶(きんちゃ)

金色がかった明るい茶色江戸時代に流行し、明治時代にかけても人気でした。

⑧白橡(しろつるばみ)

橡(つるばみ)で染めた白茶色に近い色。橡とはドングリの古名です。

⑨焦茶(こげちゃ)

黒みがかった茶色。江戸時代、着物に使う色が制約されるなかで生まれた100種類以上の「四十八茶 百鼠(しじゅうはっちゃ ひゃくねずみ)」に合う色として生まれました。

⑩紅柄(べんがら)

濃い赤みの褐色。「べんがら」は、インドのベンガル地方で産出したことに由来します 。

日本でも、土壁や漆喰で古くから使われる伝統的な色であり、また古代インドの僧侶が 着ていた衣の色でもあります

濃いめ4色

⑪青紫(あおむらさき)

青みを帯びた鮮やかな紫色。色の幅は広く、紅みの濃い紫から青みの強い紫までさまざまです。

⑫小紫(こむらさき)

渋めの濃い紫色。元来「濃紫」でしたが、「コムラサキの実」の色に似てるいることから、「小紫」と書かれるようになりました。

⑬花紺青(はなこんじょう)

紫色を帯びた暗い青色。人類最古のコバルト顔料「スマルト」の和名です。

⑭檳榔子黒(びんろうじぐろ)

青みを含んだ気品のある黒色。紋付においても最高級の黒染色で、藍を下染めにすることから「藍下黒(あいしたぐろ)」とも呼ばれました。

薄め4色

⑮灰汁(あく)

黄みがかった灰色。 藁(わら)燃やしてできた灰に湯を注いだ上澄みの色です。洗剤としても使われていました。

⑯利休白茶(りきゅうしらちゃ)

薄灰に近い黄褐色。千利休を彷彿とさせる上品で穏やかな白茶色です。

⑰桜(さくら)

赤みがかった淡い紅色。古今和歌集でも使われ、平安時代に広まりました。

⑱白茶×箔(はく)

薄く明るい白茶をベースに、金色の箔を入れ混ぜています。スッキリ爽やかな中にもキラッと上品な金色が光ります。

対応宗派

真言宗・浄土宗中心に、他宗派も対応可。

その他ご不明点などございましたら、何なりとご相談くださいませ。合掌


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