先染絣が織りなす彩りと深み
生地を織る前に糸を染める「先染(さきぞめ)」と、独特のかすれた模様を生み出す「絣(かすり)」の技法。この二つが合わさることで、他にはない深みのある色彩と、柔らかなグラデーションが生まれます。
法務にふさわしい落ち着きと、洗練された品格を兼ね備えた輪袈裟です。
全3色の色彩
青藤(あおふじ)
藤色に青みを加えた、淡い青紫色。落ち着いた雰囲気と同時に爽やかな印象を与えます。
青藤色をベースとした先染絣の生地は、その穏やかな青さを生かしながら、彩度や明度を変えた配色で、神秘的な雰囲気を演出します。

京藤(きょうふじ)
深みと華やかさを併せ持つ紫色。紅色を帯びた深みのある紫色は、優雅で高貴な印象を与えます。
京藤色をベースとした先染絣の生地は、上品でありながらも鮮やかな雰囲気を演出します。

淡黄(たんこう)
優しい春の日差しを思わせる、薄い黄色。穏やかで明るい印象を与えます。
淡黄色をベースとした先染絣の生地は、その柔らかな明るさを活かしながら、洗練された美しい雰囲気を演出します。

先染(さきぞめ)のこだわり
先染とは、生地を織る前に糸の段階で染色する技法で「織物(おりもの)」とも呼ばれます。逆に、生地を織った後に染色する技法を「後染(あとぞめ)・染物」といいます。
先染めだからこそ生まれる色彩や、色の深みが特徴です。
絣(かすり)が醸し出す柔らかな印象
絣とは、糸の一部に防染処理を施し、独特のかすれた模様を出す技法。先染めでしか出せないこの模様とその糸のことを「絣」と呼びます。
絣が生み出すお洒落なグラデーションは、見る人に柔らかな印象を与えます。
伝統的な絣の種類
-
括り染め:紐状のもので糸を括(くく)って染め分ける技法
-
板締め染め:凹凸のある板に糸を挟み込み、染料の浸透を防ぐ技法
-
織締め:機械でかたく織り込むことで防染する技法
各宗派への対応について
先染絣の輪袈裟は、受注生産にて様々なお袈裟にお仕立て可能です。
- 輪袈裟 / 折五条
- 式章 / 半袈裟 / 略肩衣
- 各宗派のご指定(紋の有無など)
ナオシチにご相談ください
先染めの特性上、直射日光にあたり続けると色落ちする場合がございます。お取り扱いにはご注意ください。
宗派による仕様のご確認や、お仕立てに関するご相談は、ナオシチまでお気軽にお問い合わせくださいませ。