直七法衣店の新提案

軽やかに、凛々しく
これからの七条袈裟

京都で百年余り、法衣袈裟を仕立ててきた直七が、
通年使いやすい軽やかさと、他にはない色柄を備え、
幅広い場面でお使いいただける一領に仕立てました。

紗綾形地紋を織り出した青、赤、緑の生地と、巻いた反物

縁えん4色 × 台中だいなか4柄|16通り

受注生産セミオーダー

価格

650,000円税込

品質を下げるのではなく、色柄と仕立ての選択肢を整えることで実現した価格です。

 

浄土真宗各派をはじめ
真言宗・曹洞宗・浄土宗・天台宗など
ご宗派の仕様に合わせてお仕立ていたします

一

通年の軽やかさ

暑さや重さによる負担を抑え、空調環境のある現代のお寺に合わせた生地を選定しました。

二

幅広く使える品格

他にはない色柄でありながら、幅広い場面で品よくお使いいただけます。

三

丈夫に末永く

見えない裏地にも妥協せず、手入れや修繕を重ねながら、末永くご使用いただくことを考えた一領に仕上げました。


通年仕様の生地と張り

「通年使える、求めやすい七条袈裟はないものか」——法衣店をしていると、年々この声が増えてきます。

昔ながらの七条袈裟は、豪華で立派です。しかし、空調の効いた今のお寺では、重く、そして暑い。葬儀や法要で一日身につければ、お体への負担も小さくありません。僧侶の皆さまとお話しするたび、私はそれが、ずっと気がかりでした。

重厚で豪華な昔ながらの七条袈裟
豪華で立派な、昔ながらの七条袈裟。その荘厳さは、いまも変わらぬ価値です。

「豪華で立派なほど、よい。」長く、そう思われてきました。しかし、その“当たり前”は、いまの時代に本当にかなっているのでしょうか。

——直七は、その問いから、まったく新しい七条袈裟をつくりました。京都・東西本願寺の間で、百年あまり法衣袈裟を仕立ててきた直七だからこそ、できることがあります。通年使える軽さと、プロの目にもかなう品質を両立させた、「通年仕様のセミオーダー七条袈裟」です。

軽く、かつ、丈夫に

七条袈裟は、ただ薄くすれば軽くできます。しかし、薄さだけを追えば、着用した際の張りや、長く使うための丈夫さが失われることがあります。

張りのある仕立てと薄い仕立ての着姿の違い
薄さだけを追うと張りが失われ、着姿の印象に影響します。軽さのなかの「張り」が大切です。

また、見えない裏地も同じです。薄く弱い裏地は年月とともに擦り切れやすく、修繕のたびに時間も費用もかかります。

長年の使用で擦り切れた薄い裏地の例
長年の使用で擦り切れた薄い裏地の例。見えない部分の丈夫さが、一領の寿命を左右します。

直七が目指したのは、単なる軽量化ではありません。軽やかでありながら、葬儀や法要をはじめ、幅広い法務になじむ。長く使い続けても、佇まいが崩れにくい。その両立を、生地の見立てと仕立ての工夫によって形にしました。

裏地にまでこだわる理由

表の華やかさは、誰の目にもわかります。しかし直七は、見えない裏地こそ大切だ、と考えています。しっかりした裏地は破れにくく、長くお使いいただけます。そして、軽いなかにも張りのある裏地により、七条袈裟がクタッとせず、きっちりとした佇まいとなります。

品質は落とさず、
価格を抑える

通常のお誂えでは、生地探しから色柄、細かな仕様まで、一領ごとにゼロから組み立てていきます。

新・選べる七条袈裟では、直七があらかじめ厳選した縁4色と台中4柄からお選びいただくことで、選定と製作の工程を整えました。

生地や裏地、仕立ての品質を落とした価格ではありません。選択肢を整え、無理や無駄を減らすことで実現した、新しいセミオーダーの形です。

価格
650,000円税込
受注生産セミオーダー / 通年仕様
縁えん4色 × 台中だいなか4柄 = 16通りからお選びいただけます

この七条袈裟は、直七法衣店がこれからの七条袈裟のあり方を考え、ものづくりとお届けの仕組みの両面から始める、新しい挑戦です。

※ 原材料費や仕立てにかかる費用等の変動により、価格を変更する場合がございます。

あなただけの一領を

七条袈裟は、縁えんと台中だいなかという二つの部分から成ります。縁は碁盤の目のように縦横に走る枠、台中はその枠に囲まれた部分。組み合わせによって、印象は大きく変わります。

縁えん ── 紗綾形地紋の4色

縁 納戸色(なんどいろ)紗綾形地紋

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納戸色なんどいろ

落ち着いた青みの紺。どんな台中とも合わせやすい一色です。

縁 深碧色(しんぺきいろ)紗綾形地紋

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深碧色しんぺきいろ

深みのある緑。落ち着きのなかに、気品ある存在感を添えます。

縁 臙脂色(えんじいろ)紗綾形地紋

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臙脂色えんじいろ

豪華で深みのある赤。装いに華やかさと品格を添えます。

縁 桃花色(とうかいろ)紗綾形地紋

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桃花色とうかいろ

やわらかな桃色。品よく凛と、個性を大切にされる方にも。

四代目ナオシチのひとこと迷われたら定番の「納戸色」、落ち着いた品格をプラスするなら「深碧色」です。「臙脂色」はやや豪華に映え、「桃花色」は、女性僧侶はもちろん、オシャレで他にはないものがお好きな方にもオススメです。

台中だいなか ── 趣の異なる4柄

台中 白茶地 青藍葡萄蜀甲華紋(せいらんぶどうしょっこうかもん)

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白茶地 青藍せいらん葡萄ぶどう蜀甲華紋しょっこうかもん

白茶色をベースに、青系の葡萄蜀甲が、爽やかで現代的な印象を与えます。

台中 白茶地 深緑向龍蜀甲華紋(ふかみどりむかいりゅうしょっこうかもん)

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白茶地 深緑ふかみどり向龍むかいりゅう蜀甲華紋しょっこうかもん

白茶色をベースに、向かい合う二匹の龍が、気高い風格を漂わせます。

台中 蘭茶地 深紅蓮華華紋(しんくれんげかもん)

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蘭茶地 深紅しんく蓮華華紋れんげかもん

蘭茶色をベースに、深紅の蓮華が、凛とした力強さを宿します。

台中 蘭茶地 殿茶蓮華華紋(とのちゃれんげかもん)

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蘭茶地 殿茶とのちゃ蓮華華紋れんげかもん

蘭茶色をベースに、落ち着いた殿茶色の蓮華が、やわらかな趣を添えます。

縁と台中の組み合わせ例

縁と台中の組み合わせによって、七条袈裟の印象は大きく変わります。こちらは仕上がりをイメージしていただくための一例です。このほかの組み合わせもお選びいただけます。

納戸色の縁と白茶地・青藍葡萄蜀甲華紋の台中を組み合わせた七条袈裟
納戸色 × 白茶地 青藍葡萄蜀甲華紋

本紫色 × 白茶地 青藍葡萄蜀甲華紋

深碧色の縁と白茶地・深緑向龍蜀甲華紋の台中を組み合わせた七条袈裟
深碧色 × 白茶地 深緑向龍蜀甲華紋
臙脂色の縁と蘭茶地・深紅蓮華華紋の台中を組み合わせた七条袈裟
臙脂色 × 蘭茶地 深紅蓮華華紋

「どの色柄が
いいんだろう...」

宗派・年齢・お好みなどを伺い
組み合わせをご提案します

一領を末永く、
手仕事の未来へつなぐ

七条袈裟は、僧侶にとって大切な御袈裟です。また、長い年月にわたり着用するものです。だからこそ、納得の一領を選び、手入れや修繕を重ねながら、末永くご使用いただきたいのです。

その一領には、仕立て師の、長い歳月をかけて磨かれた技術・知識が宿ります。生地の見立て、針の運び、着用しやすい道具位置。その一つひとつは言葉にはなりませんが、確かに、御袈裟に活かされています。

しかし、法衣袈裟を縫える仕立て師は、年々静かに、そして確実に減り続けているのも事実です。よい一領を選び、大切に着用し、修繕し受け継いでいく——その一つひとつが仕立て師の仕事となり、技術と知識を次の世代へつなぎます。その一領は、百年先の手仕事への、確かな一歩でもあるのです。


よくあるご質問

なぜ、通常のお誂えより価格を抑えられるのですか?
金の使用量を抑えること、また、直七があらかじめ縁4色・台中4柄を厳選し、選定や製作の工程を整えることで実現しています。
一般的な軽量の七条袈裟と、何が違いますか?
直七の「新・選べる七条袈裟」は、軽さだけを追わず、軽さのなかにも張りのある表地と裏地を選んでいます。着用時の佇まいと、末永くご使用いただくための丈夫さを両立した仕立てです。
注文前に実物の色を確認できますか?
ご希望の方には生地見本を郵送いたします。画面と実物では色の見え方が異なるため、迷われる場合は確認してからお決めください。
高い買い物です。色柄選びで失敗したくありません。
ご検討の際には、店頭やLINEで、ご希望をとことんお聞きし、組み合わせのイメージを共有、またご希望の方には、生地サンプルを郵送いたします。まずは相談だけでも、お気軽にご連絡くださいませ。
どの宗派の七条袈裟を仕立てられますか?
浄土真宗各派(本願寺派・大谷派ほか)をはじめ、真言宗・曹洞宗・浄土宗・天台宗など、ご宗派・宗派内の仕様に合わせてお仕立ていたします。仕様の詳細は、ご注文前にご相談ください。
納期はどのくらいですか。いつ頃相談すれば?
ご相談時の生地在庫や仕立ての混み具合により、一概に申せません。基本的にご注文からのお仕立てとなりますので、ご検討の際は、できるだけお早めにご連絡くださいませ。
女性僧侶におすすめの色はありますか?
桃花色はいかがでしょうか。ショッキングピンクのような強い色ではなく、やわらかな桃色で、品よくまとめています。
色柄は、これから増えますか?
はい、ご好評でしたら、前向きに検討させていただく予定です。最新の取り扱い状況は、LINEにてご確認くださいませ。

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縁と台中の組み合わせ、色柄の選び方、お体に合わせた寸法——七条袈裟のお誂えは、お一人おひとり異なります。どうぞ、お一人で悩まず、四代目にご相談ください。

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