類聚の切袴は4種類。「紋なし」でも同じとは限らない選び方
類聚の切袴を探すとき、まず確認したいのは、どの座の衣体に合わせるかです。顕座、親座・直座・特座、正座・上座、本座・列座では、切袴の区分が異なります。
対応する座から商品を選ぶ
| 合わせる座 | 切袴の規程・商品 |
|---|---|
| 顕座 | 紫緯白・雲八藤大紋 |
| 親座・直座・特座 | 紫緯白・松丸大紋 |
| 正座・上座 | 紫緯白・無紋 |
| 本座・列座 | 紫平絹・無紋 |
本願寺派の衣体条例では、このように切袴が定められています。特に注意したいのが無紋の2区分です。どちらも紋がないから同じ、と判断せず、生地の指定まで確認してください。夏物など実際の商品仕様については、商品ページと販売店で照合しましょう。
なお、衣体条例・別表第1号の一般衣体・摘要(3)には、50歳以上の方は切袴の紫色を浅黄色にできる規定があります。浅黄色をご希望の場合は、公式規程と着用場面を確認し、ご用意する商品の色・仕様を別途ご相談ください。
着丈を決める「紐下寸法」
切袴をご相談の際は、身長・体重・腰回りに加えて、紐下寸法をお知らせください。お手持ちで着けやすい切袴がある場合は、その寸法も参考になります。身長だけから機械的に決めず、着ける位置や今の品で気になる点もお伝えください。
紐下寸法が分からない方は、普段の位置で着用した全身写真と、切袴を平らに置いた全体写真をお送りください。採寸する箇所を確認してから測っていただけます。身長だけで長さを決めたり、自己判断で長めに注文したりする前に、ご相談ください。
特別深ヒダとヒダプレスは別の選択
直七では標準ヒダに加え、通常より生地を使ってヒダを深く取る特別深ヒダもご案内しています。一方のボンセット加工は、ヒダの折り目を保ちやすくするプレス加工です。深さを変える仕立てと、手入れを助ける加工は目的が異なります。
ヒダの深さを選びたい方は商品ページの仕立て欄を、折り目のお手入れを楽にしたい方はヒダプレスと深ヒダの違いをご覧ください。
色衣との組み合わせ、手持ち品のお手入れ
切袴を新調する際は、色衣の季節と素材も併せて確認しましょう。今ある切袴の汚れやヒダの乱れが気になる方は、買い替えだけでなく洗濯修繕と加工を相談する方法もあります。
参考:浄土真宗本願寺派公式 類聚規程・衣体条例・法要席次規程。着用に際しては最新の公式案内と法要ごとの指示をご確認ください。




