1920年創業 京都 直七法衣店

一針一針に
積み重ねてきた年月があります

法衣袈裟の仕立てには、宗派ごとの仕様、生地の性質、着用される方の体格などへの理解が必要です。生地を見立て、裁ち、縫い合わせる。その一つひとつを、仕立て師が担っています。

はさみで黄色い生地を裁つ手元
生地を裁つ仕立て師の手元

法衣袈裟を新しく仕立てることも、お直しすることも、日々積み重ねてきた技術に支えられています。直七の仕立ての仕事と、その技術を次の世代へ伝える取り組みをご紹介します。


技術・知識と経験から見極める

同じように見える生地でも、その状態は異なります。仕様と寸法を確かめ、生地の性質を見ながら仕立てを進めます。

洗濯や修繕では、ほつれや破れだけでなく、一見大丈夫そうな生地の劣化も見極めます。どの部分を直すのか、無理に直さない方がよいのか。末永くご使用いただくために、仕立て師の技術・知識と経験が活かされます。

仕立ての技術を次の世代へつなげたい

「袈裟は仏法そのもの」という言葉があります。

仏教が続く限り、袈裟は必要とされ続けます。しかし、それを縫える人が、どんどん減ってきている。必要とされているのに、作れない。そんな現実を、なんとかしたい——直七はそう思い続けてきました。


きびしい現実

法衣袈裟の需要が激減したコロナ禍、内職の多かった仕立て師は、仕事を失いました。この道を離れた人も、少なくありません。

作業する若い仕立て師
直七で育つ、これからの仕立て師

働き続けられる環境のための支援

法衣袈裟の仕立ては、長く内職の仕立て師たちに支えられてきました。しかし、注文があるときのみ仕事が入る内職では、収入が安定せず、働き続ける難しさがあります。

長年培われてきた技術を、次の世代へつなげたい。直七では、仕立て師を雇用し、毎月安定した給与を得ながら、日々の仕事を通じて技術を伝える環境づくりに取り組んでいます。

今日に至るまでなんとか続け、いま、ようやく芽が出はじめています。多くの法衣店が仕立て師不足に直面するなか、直七には、これからを担う仕立て師がいます。

この先も、技術・知識を次世代へ受け継ぐため、新たな仕立て師を迎えていきたい。

この取り組みを続けていくために、皆さまのお力添えをいただけるとありがたいです。いただいたご支援は、仕立て師の給与や働く環境の改善、担い手の育成に役立てます。

直七法衣店四代目ナオシチ
仕立ての技術・知識を、次世代へ
仕立て師あっての、直七法衣店です

技術・知識を次の世代へつなげる

新たな仕立て師を迎え続け、ご注文いただいた法衣袈裟をしっかり仕立て、信頼を積み重ねること。その日々の積み重ねを、次の世代へつなげていきたいと考えています。

01
迎える和裁士の方や、法衣袈裟の仕立て経験がある方を迎えます。
02
育つ自分の手で動かし、ときには先輩から教わり、長い年月をかけてコツコツと、ようやく一人前の仕立て師になっていきます。
03
受け継ぐ一人前になった仕立て師が、やがてまた次世代の仕立て師へ。培った技術・知識を受け継いでいきます。
赤紫の生地を縫う手元
仕立ての技術・知識は、人から人へ伝承されます

仕立て師として働きたい方へ

直七では、和裁士の方、または法衣袈裟の仕立て経験がある方からのご相談を承っています。これまでのご経験や、ご希望の働き方をお聞かせください。

日々の仕立てを通じて、それぞれが培ってきた技術を持ち寄り、学び合いながら、次の世代へ伝えていきたいと考えています。

まずは経験を持つ方々と、技術を伝える土台を築くこと。その先に、学ぶ機会や仕立て師として働く機会を少しずつ広げていきたいと考えています。

白い法衣を囲んで打ち合わせをする仕立て師たち

直七で働きたい方へ

和裁や仕立てのご経験について、お聞かせください。
働き方など、気になることもご相談いただけます。


依頼することで支援する

直七に法衣袈裟などの新調・洗濯・修繕を依頼していただくことも、仕立て師の仕事や給与につながる支援となります。

金襴の生地をへらで丁寧に折り目をつける仕立て師の手元

また、毎月のご支援という形もあります。いただいたご支援は、仕立て師の給与や働く環境の改善、担い手の育成に役立てます。

仕立て師の雇用と育成を援助する

法衣袈裟仕立ての技術を次の世代へつなぐため、直七では月3,300円の継続したご支援をお願いしています。

仕立て師支援について

月1,100円からの5つの金額と、年間一口110,000円の特別賛助をご用意しています。