裂けを直した七条袈裟の角。銀鼠と金の花唐草の金襴に、橙色の紐と鳥の柄が見える

法衣袈裟の洗濯修繕|前後の実例11組

直七法衣店でお預かりした法衣袈裟の洗濯修繕から、前後の写真を11組ご紹介します。七条袈裟、五条袈裟、大五条、色衣、布袍、畳袈裟、戸帳の、紐の擦り切れ、生地の裂けやほつれ、縫い目のほころび、裏地のお直しです。

傷みの具合によって、部分的に直すか、裏地や部材を取り替えるかが変わります。職人が状態を確かめてから内容と費用の目安をお伝えし、ご了承をいただいてからお直しに入ります。

撮影時の光や角度により、色の見え方には違いがあります。写真は一例であり、同じ仕上がりをお約束するものではありません。

七条袈裟のお直し

擦り切れた七条袈裟の紐は、直せますか?

洗濯修繕前の七条袈裟の紐
洗濯修繕前
洗濯修繕後の七条袈裟の紐
洗濯修繕後

紐の付け根や縁は、着用のたびに力がかかりやすい箇所です。洗濯修繕前の写真では、傷んだ箇所に印を付けています。

七条袈裟の生地が裂けたときは?

洗濯修繕前の七条袈裟の生地の裂け
洗濯修繕前
洗濯修繕後の七条袈裟の生地の裂け
洗濯修繕後

生地が裂け、下の布が見えている状態でした。洗濯修繕後の写真は、同じ箇所をほぼ同じ向きで撮っています。

七条袈裟の裏地だけを張り替えられますか?

洗濯修繕前の七条袈裟の裏地
洗濯修繕前
洗濯修繕後の七条袈裟の裏地
洗濯修繕後

表地や仕立ての状態を確かめたうえで、裏地の張り替えをご案内しています。この七条袈裟は、洗濯修繕前の裏地に変色や当て布の跡が見られました。

五条袈裟と大五条のお直し

五条袈裟の生地の端がほつれてきたら?

洗濯修繕前の五条袈裟の生地の端
洗濯修繕前
洗濯修繕後の五条袈裟の生地の端
洗濯修繕後

生地の端から糸がほつれて出ていました。ほつれは広がりやすいため、早めのご相談をおすすめします。

大五条の裏地を、全体に張り替えた例

洗濯修繕前の大五条の裏地
洗濯修繕前
洗濯修繕後の大五条の裏地
洗濯修繕後

洗濯修繕前の裏地には、汚れやしわが目立っていました。前後とも、全体を同じ大きさにそろえて撮っています。

大五条の紐の擦り切れは?

洗濯修繕前の大五条の紐
洗濯修繕前
洗濯修繕後の大五条の紐
洗濯修繕後

洗濯修繕前は、紐の縁が擦り切れて中の布が見えていました。紐は、肩や手が触れて傷みやすい部分です。

色衣と布袍のお直し

布袍の縫い目のほつれ

洗濯修繕前の布袍の縫い目
洗濯修繕前
洗濯修繕後の布袍の縫い目
洗濯修繕後

洗濯修繕前の写真では、縫い目のほつれた箇所に印を付けています。

色衣の縫い目がほころんで、裏地が見えるときは?

洗濯修繕前の色衣の縫い目
洗濯修繕前
洗濯修繕後の色衣の縫い目
洗濯修繕後

縫い目がほころび、内側の生地が見えていました。

色衣の端から糸が出ているときは?

洗濯修繕前の色衣の端
洗濯修繕前
洗濯修繕後の色衣の端
洗濯修繕後

端から糸が垂れていました。

畳袈裟のお直し

畳袈裟の中の芯地が破れたときは?

洗濯修繕前の畳袈裟の芯地
洗濯修繕前
洗濯修繕後の畳袈裟の芯地
洗濯修繕後

洗濯修繕前は、芯地が大きく破れていました。畳袈裟をほどいて部品に分け、芯地を新しくしています。

戸帳のお直し

傷んだ戸帳の生地は、直せますか?

洗濯修繕前の戸帳
洗濯修繕前
洗濯修繕後の戸帳
洗濯修繕後

洗濯修繕前は、生地にしわや裂けが目立っていました。洗濯修繕後の写真は、部品を並べて撮っています。

直すか、取り替えるかは、状態を見てから

縫い目のほつれか、生地そのものの傷みかで、お直しの方法が変わります。法衣袈裟は、表から見えるところだけでは傷みの全体が分かりません。縫い目を解いて、内部も確かめることがあります。

一見傷みがないようでも、糸が弱っていて、部分的に直してもすぐにまた切れてしまう場合があります。そのときは、広い範囲のお直しをご提案することもあります。費用と、今後の使い方を合わせてご相談ください。

修繕の費用の目安

以下は概算です。状態や修繕内容によって変わり、表の金額を超える場合があります。

種類 軽度 中度 重度
七条袈裟 9,000円 27,000円 45,000円〜
五条袈裟 大 6,000円 18,000円 30,000円〜
色衣、黒衣、布袍、法衣その他 4,000円 12,000円 20,000円〜
五条袈裟 中小、袴、修多羅、袈裟その他 3,000円 9,000円 15,000円〜

写真や実物を確認し、修繕前に費用の目安をお伝えします。金額は修繕完了後に確定します。大きく変わる見込みの場合は、途中でご連絡します。ほかの品目の目安は法衣袈裟の修繕と裏地交換のページでご覧いただけます。

ご依頼の流れ

  1. 全体と気になる箇所の写真、ご使用予定日をお送りください。
  2. 送り先や送料のご案内を確かめてから、お送りください。
  3. 到着後、職人が状態を確かめ、内容と概算をご案内します。お見積りは無料です。
  4. ご了承をいただいてから、お直しに入ります。
  5. 一領ずつ、職人が手でお手入れします。
  6. 仕上がりのご報告とご請求書を、LINEでお送りします。
  7. お振込をお願いいたします。
  8. ご入金を確認し、お届けします。

詳しくは洗濯修繕の依頼方法と送料をご覧ください。

よくある質問

修繕と新調のどちらがよいか相談できますか?

ご相談いただけます。現在の状態や今後のご使用予定、ご予算を伺い、修繕できる範囲と費用の目安をご案内します。新調をご検討の場合も、あわせてご相談ください。

裏地だけを交換できますか?

表地や仕立ての状態を確認してご案内します。裏地の破れや変色など、気になる部分と全体の写真をお送りください。

金額はいつ決まりますか?

修繕は、ほどいて初めて分かる傷みがあるため、職人が状態を確かめてから費用の目安をお伝えします。金額は修繕完了後に確定し、大きく変わりそうなときは途中でご連絡します。

使用予定日までに間に合いますか?

必要な日数は、内容と混み具合によって異なります。数か月かかる場合もあるため、発送前にご使用予定日をお知らせください。

まずは写真でご相談ください

お手元の法衣袈裟の全体と、気になる箇所の写真、ご使用予定日をお知らせください。名称や素材が分からなくても構いません。写真を送って相談する/お電話 075-371-5747

ほかの実例は写真で見る実例に、洗濯と修繕の考え方は法衣・袈裟を長く使うためににまとめています。

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