類聚の五条袈裟は座だけで選べる?席と紋径の確認ポイント
親座や直座など、類聚に対応する五条袈裟を探すときは、座の名称に加えて着座席と仕様を確かめましょう。同じ座でも、席によって紋径が異なるものがあります。
親座・直座・特座・正座は、席も確認
本願寺派の衣体条例・別表第1号では、この4座の五条袈裟について、1〜3席は紋径8.5cm、4〜7席は7.9cmと定めています。座の名前だけで注文内容を確定せず、何席であるかまでお知らせください。顕座・上座・本座・列座も、それぞれの指定と照合して選びます。
| 一般衣体の区分 | 五条袈裟の紋径 |
|---|---|
| 顕座 | 8.5cm |
| 親座・直座・特座・正座 | 1〜3席:8.5cm 4〜7席:7.9cm |
| 上座・本座・列座 | 7.9cm |
出典:本願寺派「衣体条例」別表第1号(一般衣体)。この表は紋径の確認用です。地色・紋様などの指定も併せて確認します。
同じ別表の一般衣体・摘要(2)では、五条の紋は下り藤とし、寺紋の使用は許可されたものに限ると定めています。許可の有無に加え、菊・八ツ菊・八藤・五七桐・鶴の丸・鉄線は使用できない点も、公式規程で確認してください。
写真だけでは分かりにくいこと
商品写真は色柄の印象を見るのに役立ちますが、紋の実寸や織り方、袈裟全体の大きさまでは判断しにくい場合があります。説明に書かれた仕様と、実際に必要な条件を合わせて確認することが大切です。
お手持ちの袈裟に合わせたい場合は、全体と紋の写真をお送りください。購入時の仕様や寸法が分かれば、併せてお知らせいただくと確認の手がかりになります。写真だけで着用資格や規程への適合を確定するものではありません。
僧班と法要の着座席が同じとは限りません
法要席次規程では、僧班のほか、学階や褒賞等級なども対配に関わります。役配や主催者からの指示がある場合は、その内容も確認してください。日常の呼び方と商品名だけで選ばず、今回の法要で必要な衣体を確かめておくと、品物の照合を進めやすくなります。
季節・寸法・納期は商品ごとの確認事項
区分が分かったら、合冬用・夏用のどちらが必要か、素材、寸法、仕立て、ご使用日を確認します。規程の説明と、販売する品の仕様は分けて考えます。他店の商品と名前が似ていても、寸法や仕立て、価格条件まで同じとは限りません。
直七の類聚五条袈裟については、着座席と使用日を添えてお問い合わせください。色衣・切袴も新調する場合は、手持ち品を活かせるかも含めてご相談いただけます。
参考:浄土真宗本願寺派公式 類聚規程・衣体条例・法要席次規程。着用に際しては最新の公式案内と法要ごとの指示をご確認ください。




