得度の白衣・襦袢・足袋は何枚必要?洗い替えと枚数の考え方【浄土真宗本願寺派】
得度の申し込みの冊子(受講案内)に、白衣・半襦袢は3枚、足袋は5足と書かれています。お手元の案内で数を確かめ、そこから使える手持ちと注文済みを引いた分を買い足します。直七の得度用品セットが白衣3枚・半襦袢3枚・白足袋5足なのも、この数に合わせたものです。
2026年度の日程では、得度習礼は11日間です(本願寺派の得度習礼期間の案内)。毎日着る物なので、案内の数に加えて、洗濯が間に合わない日の備えも考えておくと安心です。この記事では、買い足す数の出し方、洗い替えの考え方、半襦袢・足袋・裾さばきの数、素材の選び方、出発前のメモの順にご案内します。
| 品目 | 案内にある数 | 直七のおすすめ |
|---|---|---|
| 白衣 | 3枚 | 3枚。冬でも1枚は合物を入れる方法も |
| 半襦袢 | 3枚 | 3枚。汗をかきやすい方は4〜5枚 |
| 足袋 | 5足 | 5足。冬はネルとサラシの組み合わせも |
| 裾さばき | 案内で確認 | 洗い替えに2枚 |
品目ごとに、買い足す数を出す

たとえば案内に白衣3枚とあり、着られる手持ちが1枚、注文済みが2枚なら、白衣を買い足す必要はありません。半襦袢・足袋も、同じように品目ごとに数えます。
手持ちと注文済みは、次のように数えます。
- 白衣:寸法と季節が合い、実際に着られる物だけを数えます。
- 半襦袢:白衣とは別に数えます。手持ちの白衣と重ねて着られる物だけを入れます。
- 足袋:左右そろって1足です。案内に形や留め方の指定があれば、合う物だけを数えます。
- 裾さばき・肌着:白衣・半襦袢とは別に数えます。
- 注文済み:使う日までに届く物だけを数えます。
白衣と半襦袢の足りない数が同じとは限りません。白衣だけ1枚足りず、半襦袢は手持ちで足りるなら、白衣・襦袢のセットを足すより、白衣だけを選ぶほうが無駄がありません。
洗い替えは「乾くまで」で考える
習礼の期間中も、洗濯はできると聞いています(設備や使える時間は、参加する回の案内でお確かめください)。ただ、次に着るまでに乾くとは限りませんし、一日のお勤めで疲れて洗えない日もあります。洗い替えの数は、洗えるかどうかより、乾いた物が手元に残るかで考えます。
白衣3枚なら、着ている分・洗濯中の分・予備に1枚ずつ当てられます。乾かない日が続けば予備がなくなるので、心配な方は少し多めに持って行くと安心です。手持ちの白衣・半襦袢は、出発前に一度洗って、部屋干しでどのくらいで乾くかを見ておくと、枚数を決めやすくなります。洗濯物はほかの方の物と紛れやすいので、名前を書くか目印を付けておきましょう。
半襦袢は3枚、汗をかきやすい方は4〜5枚
半襦袢は肌に近く、白衣より汗を吸いやすい物です。案内の数は3枚で、洗濯もできるので、3枚で足りる方が多いと直七では考えています。汗をかきやすい方や、洗えない日が続くのが不安な方は、4〜5枚持って行ってもよいでしょう。
冬の得度でも、白衣・半襦袢を厚手の物だけでそろえると、暑く感じることがあります。1枚は合物を入れておくのも一つの方法です。
足袋は5足、裾さばきは2枚あると安心
足袋は1足では足りません。汗や汚れが付きやすく、毎日履き替えたい物なので、洗い替えも考えて、直七では5足をおすすめしています。5足あれば洗わずに済むという意味ではなく、履き替えながら洗う前提の数です。

夏の得度ならサラシ(晒)の足袋です。冬の得度でも全部を冬用のネルにすると暑いことがあるので、ネルとサラシを組み合わせるのもおすすめです。足元は11日間の毎日の過ごしやすさを左右します。京都で作られる「京姫」の足袋は、履き心地がよく直七でもおすすめしています。少し値は張りますが、足元にこだわって選ぶのもよいと思います。
裾さばき(裾除け)も、洗い替えができるよう2枚あると安心です。女性の方は、肌着なども別に用意します。形の違いは裾除けと白衣下の違いでご案内しています。
枚数を増やす前に、着られるかを試す
同じ号数でも、商品によって寸法は異なります。しまっておいた白衣は、裾や襟の汚れ・傷みを見てから、当日使う半襦袢と重ねて着てみてください。
足袋は袋の表示だけで決めず、購入先の試着・交換の条件を先に尋ねます。交換や寸法直しを頼むなら、洗濯・記名・加工の前に連絡します。
白衣・襦袢の素材と買い足し方
白衣・襦袢には、紐付きと紐なし、化繊の多い物と天然素材の物があります。11日間を快適に過ごしたい方には、東レの素材など、しっかりした生地の物をおすすめしています。東レの「セオアルファ」を使った合/夏用の襦袢もございます。
直七の白衣・襦袢 各1枚セットは、1セットで白衣1枚と襦袢1枚です。合夏用と合冬用があり、男性用M〜3L、女性用S〜LLをご用意しています。サイズは身長だけでなく、体格も見てお選びください。一式をご注文済みの方は、見積書・注文書でセットに入る枚数を見てから、足りない分をお選びください。
出発前の数量メモ
品目ごとに、次の5つを書き出します。
- 品名と季節・サイズ
- 案内にある数
- 使える手持ちと、注文済みの数
- 足りない数と、問い合わせ中のこと
- 実際にカバンへ入れた数
ご家族と分担するときも、同じメモを使います。「用意できた」と「カバンに入れた」を別の欄にしておくと、着付けの練習で出したままの足袋などに気づけます。案内がまだ届いていない方は、冒頭の本願寺派の案内ページから、参加する回の問い合わせ先をたどってください。
枚数についてよくあるご質問
白衣3枚・半襦袢3枚・足袋5足を必ず買うのですか。
必ずセットと同じ数を買う必要はありません。案内の数から、使える手持ちと注文済みの分を引いて、足りない分だけ買い足してください。
白衣だけ足りないときは、どうすればよいですか。
白衣は1枚から選べます。素材と季節で選び、手持ちの半襦袢と重ねて着られるかも試してみてください。セットと同じ物をそろえたい場合は、ご注文時の内容をお知らせいただければお調べします。
習礼中に洗濯はできますか。
できると聞いています。設備や使える時間は案内でお確かめください。乾かない日や疲れて洗えない日もあるので、洗い替えは持って行きましょう。
裾さばき(裾除け)は何枚用意しますか。
洗い替えができるよう、直七では2枚をおすすめしています。案内に数が書かれていれば、その数に合わせてください。
数に迷ったらご相談ください
案内と手持ちの数を見ながら、買い足す数や、冬の得度での素材の組み合わせ、足袋の種類を一緒に考えます。次のことを、分かる範囲でお知らせください。
- 参加する段階(講習会・考査・習礼)と使う日
- 持参品案内の品名と数(写真でも結構です)
- 手持ちの白衣・半襦袢・足袋の数と、サイズ
- 汗をかきやすいかどうか
一式に入らない物は得度セット以外の準備品、全体の内容は得度用品のご案内をご覧ください。


