袖なし襦袢は涼しい?汗が白衣に付く範囲と、袖ありとの選び方

袖なし襦袢は、袖がない分だけ腕まわりの布が一枚減り、風が通りやすくなります。そのかわり、襦袢の袖が受けていた脇と腕の汗が、白衣に直接付きやすくなります。

選ぶときに迷いやすいのは、袖の有無よりも「襟の生地」と「前を紐で結ぶか、かぶって着るか」です。この記事では、袖の有無と着方の違い、向く方と向かない方、襟と留め方、サイズの順にご案内します。

袖と着方の違い、汗が付く所

  • 白い袖ありの襦袢をトルソーに着せて斜めから写した写真。前を合わせて、脇で紐を結んでいる
    袖ありの襦袢前を合わせて紐で結ぶ。腕の汗は襦袢の袖が受ける
  • Tシャツ型のドライメッシュ襦袢を畳んで、V字形の白い襟を真上から写した写真
    Tシャツ型襦袢合わせがなく、かぶって着る。袖あり・袖なしの両方がある
袖ありの襦袢は前を合わせて紐で結ぶ形、Tシャツ型は頭からかぶって着る形です。
白い袖なし襦袢を広げて置いた写真。袖がなく、前を左右に合わせて着る形で、白い襟が胸元で重なっている
袖なし襦袢。袖ありと同じく前を合わせて着ます。脇と腕の汗は白衣に付きやすくなります。
  • 袖ありの襦袢:前を合わせて紐で留める、いちばん基本の形です。腕の汗はまず襦袢の袖が受けるので、白衣の袖の内側を汚しにくい形です。
  • 袖なし襦袢:袖を除いた形です。白衣の袖の中で布が重ならないので、腕を動かしたときも軽く感じます。脇と腕は白衣に直接触れます。
  • Tシャツ型襦袢:袖の違いではなく着方の違いです。合わせがなく、Tシャツのように頭からかぶって着ます。Tシャツ型にも袖あり・袖なしの両方があります。胸元の重なりはマジックテープで留めます。直七のドライメッシュ襦袢はこの形で、袖なしと袖ありがあります。

汗の量や腕の動かし方で、白衣のどこが湿るかは人によって違います。今の白衣を脱いだとき、脇・背中・袖の内側のどこが湿っているかを一度見てください。湿っているのが主に脇と袖なら、袖なしにしたときは白衣の脇や袖に汗が直接付きやすくなります。汚れ具合を見て、早めに白衣を洗うつもりでお選びください。

袖なしが向く方、向かない方

袖なし襦袢は、暑がりの方に人気です。袖がないことに加えて、袖なしの襦袢はもともと生地が薄めの物が多く、夏の法務の重ね着を少しでも軽くしたい方に選ばれています。

腕や脇は白衣が直接肌に触れるので、白衣そのものの肌触りが大切です。肌触りのよい白衣と合わせて、快適に着ておられる方も多くいらっしゃいます。夏用の白衣と袖なし襦袢を組み合わせた涼感ドライタッチ白衣・袖なし襦袢セットもあります。

形 向いている方 気をつけたい点
袖あり 白衣の袖の汚れを抑えたい方、冬も同じ形で通したい方 夏は腕まわりの布が重なる
袖なし 暑がりの方、腕を軽く動かしたい方 脇と腕の汗は白衣が受ける
Tシャツ型 紐を結ばず、かぶって手早く着たい方 胸元のテープで襟が定まりにくいと感じる方もいる

襟の生地を先に見る

袖の有無にかかわらず、襟の生地は商品によって違います。身頃が綿や綿混でも、襟が化繊のことがあります。直七のドライメッシュ襦袢は、身頃が綿60%・吸汗速乾の化繊40%で、襟は化繊の絽(化繊100%)です。

首まわりに化繊が触れるのを嫌う方もおられます。気になる方は、首に触れる襟の生地を商品ごとに確かめてください。綿のTシャツ型襦袢は、身頃が綿100%で、襟は合用が塩瀬、夏用が絽です。襟の糸の種類は商品の仕様に載っていないので、気になる方はお問い合わせください。

紐で結ぶか、かぶって着るか

前を合わせる袖なし襦袢は、紐付きが基本です。直七では、紐なしに仕立てることもできるとご案内しています。紐の結び目が帯の下でごろつく方は、ご相談の際にお伝えください。

Tシャツ型は、紐を結ばずにかぶって着られるので、手早く支度したい方に好まれます。胸元の重なりはマジックテープで留め、テープを重ねる位置で襟元の開き具合を変えられます。一方で、胸元のテープのあたりがごわついて、襟が定まりにくいと感じる方もおられます。どちらが合うかは好みが分かれるので、迷ったら今の着方をお聞かせください。

襟元のごわつきが気になる方には、直七の網網メッシュ襦袢(アミアミ)もご案内しています。Tシャツ型の半襦袢で、襟元が固定されていて着崩れしにくく、これまでのTシャツ型よりゴワつきを抑えた作りです。生地は肌に触れるとひんやり感じる接触冷感のメッシュで、ポリプロピレン55%・ナイロン40%・ポリウレタン5%。よく伸びるのでフリーサイズで、胸囲88〜112cmが目安です。丈が長めで、裾が上がりにくくなっています。ご家庭で洗えますが、洗濯ネットを必ずお使いください。今は品切れ中のため、再入荷はご相談ください。

  • 白い網目のメッシュで作られたTシャツ型の半襦袢を広げた写真。胸元に白い襟がV字に付いている
    広げた形V字の襟が身頃に付いている
  • 網目のメッシュのTシャツ型半襦袢を着た男性の胴を正面から写した写真。半袖で、網目越しに体が透けて見える
    着た姿半袖のTシャツ型
  • メッシュの半襦袢の裾を両手で引っぱり、生地がよく伸びる様子を見せた写真
    伸びる生地裾を引くとよく伸びる
網網メッシュ襦袢。店で撮った実物です。

サイズは商品ごとに違う

袖なし・Tシャツ型の襦袢は、商品によってサイズの分け方が違います。直七で今ご案内している物は次のとおりです。

商品 形と袖 サイズ
ドライメッシュ襦袢 Tシャツ型。袖なし・袖あり M・L・LL
綿クレープ襦袢 袖なし・筒袖 M・Lの2サイズ
綿のTシャツ型襦袢 Tシャツ型。合用・夏用 M・L・LL
網網メッシュ襦袢 Tシャツ型。伸びる生地 フリー(品切れ中)

M・L・LLの身長の目安は、Mが160〜170cm、Lが170〜175cm、LLが176〜180cmです。Tシャツ型にはフリーサイズの物もありますが、体格によっては身巾や丈が合わないことがあります。ご注文の際は、身長・体重と、今お使いの襦袢のサイズをお知らせください。

袖は残して、生地を替える方法

白衣の袖を汗で汚したくない方は、袖ありのまま生地を替える方法もあります。直七の爽竹の襦袢は特殊レーヨン(竹繊維)20%・ポリエステル80%の夏用、セオアルファの襦袢はセオアルファ75%・綿25%で、合用と夏用があります。

袖なしにするか、生地を替えるか決めかねるときは、「腕まわりが暑いのか」「汗の後の張り付きが嫌なのか」を分けて考えると、選ぶ物がはっきりします。黒の法衣を普段使いで涼しく着たい方は、吸汗速乾の法衣の記事もご覧ください。

袖なし襦袢のよくあるご質問

袖なし襦袢を着ると、白衣はすぐ汚れますか。

脇と腕の汗を白衣が直接受けるので、袖ありの襦袢よりは白衣の脇や袖の内側が汚れやすくなります。汗の多い日は早めに白衣を洗うのがおすすめです。洗い方は白衣の洗濯のコツでご案内しています。

今の襦袢の袖を切って、袖なしにできますか。

ご自分で切る前にご相談ください。袖付けや脇の縫い方が違うため、切っただけでは袖なしの襦袢と同じ形には仕上がりません。

袖なし襦袢は夏しか着られませんか。

ドライメッシュ襦袢と綿クレープ襦袢は、夏向けですが年中お使いいただけます。暑がりの方は、季節を問わず袖なしを選ばれることもあります。

紐なしの袖なし襦袢はありますか。

前を合わせる袖なし襦袢は紐付きが基本ですが、紐なしにすることもできます。紐を結ばずに着たい方は、かぶって着るTシャツ型も候補になります。

迷ったらご相談ください

袖なし襦袢にもいくつか種類があり、通販のページに載せていない形もあります。次のことを分かる範囲でお知らせいただければ、合う物を一緒に選びます。

  • 夏の法務でつらいところ(腕まわりの暑さ、汗の張り付き、襟の当たりなど)
  • 今お使いの襦袢と白衣(写真でも結構です)
  • 身長・体重と、今の襦袢のサイズ
  • 紐で結ぶ形とかぶる形の、どちらがよいか
LINEで写真や文章を送って相談する フォームで相談する

白衣の下の腰まわりの選び方は、裾除けと白衣下の違いでご案内しています。

▼Clicca qui per la consultazione▼

四代目に直接相談

言葉で伝えづらいことは
写真や動画を送信ください

LINEで相談

お友だち登録後
左下のボタン(トーク画面)から
メッセージをどうぞ