類聚とは?寺班・僧班と8つの座を、法衣選びの前に確認

「親座の衣体を用意したい」「寺班と僧班は同じなのだろうか」。類聚の法衣袈裟を選ぶときは、お寺の区分と、ご本人の区分を分けて確かめるところから始めると整理しやすくなります。

寺班は寺院、僧班は僧侶個人の区分

浄土真宗本願寺派の類聚規程は、寺院について寺班、僧侶について僧班を設けています。区分は顕座・親座・直座・特座・正座・上座・本座・列座の8座。それぞれに1席から7席までがあります。ご相談の際は「何座か」だけでなく「何席か」まで分かると、必要な衣体の確認が進めやすくなります。

確認するもの 何を表すか
寺班 寺院の類聚の区分
僧班 僧侶個人の類聚の区分
法要の着座席 その法要で着座する席。僧班以外の資格等も関係します。

得度・教師補任の後は何座・何席になる?

類聚規程第4条第3項では、新たに僧侶となった方は列座7席、新たに教師に補せられた方は列座5席に列すると定めています。実際に用意する衣体は、法要や役配の案内も併せて確認してください。

寺班と僧班は、自動的に同じになるわけではありません

類聚規程第3条では、住職は願出により、別に定める規定に従って寺班相当の僧班に列することができます。住職であった方、後継の住職となるべき方、副住職にも願出の規定があり、この第2項による方は所属寺院を変更するとその僧班を失います。お寺の寺班名だけで、ご本人の衣体を決めないようにしましょう。類聚の継承・変更は宗派の手続であり、法衣店への注文とは別です。現在の区分が分からない場合は、所属寺院や宗派の窓口で確認してください。

法要の着座席も確かめます

法要席次規程では、僧班以外に学階や褒賞等級なども対配に関わります。職務や役配によって別の衣体が関係する場合もあります。ご自身の僧班を確かめたうえで、着用予定の法要での扱いと、主催者からの指示を確認しておくと安心です。

一式を買う前に、手持ち品を整理する

色衣、五条袈裟、切袴のすべてを、毎回新しく揃える必要があるとは限りません。今お持ちの品が使えるか、寸法や状態に不都合がないか、今回必要なものは何かを分けて考えましょう。写真を見ながら相談すると、言葉だけでは伝えにくい色柄や仕立ても確認しやすくなります。

  • 僧班と席、確認されている着座席
  • 法要・役配・ご使用予定日
  • お手持ちの品と、今回新調したい品

制度上の確認は公式窓口へ、商品の素材・寸法・組み合わせは直七へご相談ください。分かっている内容を添えていただければ、品物の準備を具体的に進められます。

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参考:浄土真宗本願寺派公式 類聚規程・衣体条例・法要席次規程。着用に際しては最新の公式案内と法要ごとの指示をご確認ください。

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